抜けた『子供の歯』が再生医療に役立つ?歯髄細胞バンクってご存知ですか?!

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皆さん、お子さんの抜けた歯はどうしていらっしゃいますか??

ちなみに私の母は私の子供の歯を大切に全てとっておいてくれていた様で、結婚する時になぜだかプレゼントされました(笑)

一体どうしていいのか分からず、でも母の愛情なんだろうし捨ててしまうのもいかがなものかと一応とっているのですが、正直困っています(笑)

さてさて、そんな私にも子供ができ、先日無事5歳のお誕生日を迎える事ができました!

そんな私の息子君、少し早いのですが、遊んでいる時にぶつけてしまった事が影響して下の前歯がすでに揺れ始めています。

間もなく抜けてしまうのかなという感じですが、そこで私が考え始めたのが、歯の保管方法!

自分は母から大人になってプレゼントされ、正直ちょっと迷惑・・・って思ったのですが、可愛い息子のちっこい歯。記念にとっておこうかな・・・という想いが湧いてきちゃいました(笑)

という訳で私が現在検討中の歯の保管方法についてお話ししたいと思います!

 

歯髄細胞バンクに保管しておきたい

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私たち夫婦の1番の希望は歯髄細胞バンクにて保管してもらうという方法。

歯の根っこの神経には歯髄細胞があり、これには実はたくさん幹細胞が含まれています。

幹細胞っていうのは、組織や臓器を修復・再生する力があるのです。

将来本人や家族が何かしらの病気にかかってしまった時、再生医療に保管しておいた幹細胞、つまり『子供の歯』が治療に使える可能性があるかもしれないのです。子供の歯は若くて健康な細胞が採取できるので特に保管に適しているそう。

現代医療は日々進化しており、早ければ3年後~5年後には現実の話となっている可能性が高いとのこと。

これを聞き、すぐに保管方法や価格を調べてみる事にしたのでした。

なぜなら、私は実の姉を早くにすい臓がんで亡くしているという、とてもとても悲しい経験をしていたから。

当時、姉はまだ29歳でした。子供も2人おり、下の子は姉がなくなった時まだ2歳という幼なさだったのです。何とかならないかと病気を告知された日から姉がなくなるまでの1年間私たち家族なりに必死で調べつくしましたが当時の医療では死を受け入れるほか選択肢がなかったのでした。

その経験から、これまで人ごとだった病気や死がいつ誰に訪れるかわからないという事を思い知らされたのです。

ですので、この再生医療が現実の話になる日も近いという話を聞き、もしもに備えどうしても子供たちの乳歯を保管したいという想いが強いのです。

ちなみに保管にかかる費用は、最初の10年で約30万円ほどかかり、その後、10年更新ごとに12万円かかるそうで、決してお安くはないのが現実・・・。

我が家には子供が2人いるので2倍・・・。かなり痛い出費となりそうです。

どこで預けられる?

 

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歯髄バンクは全国1500の歯科医院と提携しているそうです。

私が普段通っている歯科医院も一般的な普通の歯科医院ですが提携しているということでした。

そこでお話しを軽く伺ったところ、1本の歯からとった細胞を増やしながら治療に使っていくのできちんと保管してさえおけば何度でも治療に役立つそうです。

それに、細胞の型が合えばの話にはなってしまいますが、家族にも使う事ができるそうです。

これって、子供たちの歯を保管しておくことでもしかしたら私自身や、夫にも役立つ可能性があるというわけです。

今一生懸命子供たちを守り育てているつもりだけど、いつか子供たちの細胞が私やパパの命を救ってくれる可能性があるのか~としみじみ主人と話していました。

できれば近い将来、誰もが歯髄細胞バンクを利用できるくらいの価格になってくれる事をいのります。

まとめ

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最後までお読みいただきありがとうございました。

現在まだ抜けていない乳歯があるお子様をお持ちのお父さん、お母さんは是非一度検討してみてはいかがでしょうか?!

もう少し、歯髄細胞バンクのハードルは下がり認知され、

医療がさらに発達して、1人でも多くの命が救われるよう心から祈り続けます。

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