祝!初節句!男の子の『端午の節句』のお祝いってどう祝えばいい?


間もなく5/5、『端午の節句』が迫ってきましたが、皆さん『端午の節句』って何かご存知でしょうか?
今年は残念ながら新型コロナウィルスの影響により、親戚なども集めて盛大にとはいかず、
初節句のお子さんをお持ちのご家族の方々は少し残念な想いをされていらっしゃるはずですが、
お子さんの成長を願い、家族でお家でお祝いしてあげましょう。
さてさて、とは言っても、何を準備すれば良いかなどよくわかっていない方も多いはず。
という事で今回は初節句『端午の節句』についてご紹介したいと思います!

初節句とは?


初節句とは赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句の事。
女の子は3/3に『ひな祭り』、男の子は5/5に『端午の節句』に行う伝統的な日本の行事です。
「無事な成長を願う」、「邪気を払う」と言われがある行事ですので、ご家族と盛大にお祝いをしてあげましょう!

五月人形、こいのぼりについての疑問

五月人形はなぜ飾るの?

五月人形は男の子を病気や災厄から守るお守りのような意味で飾られます。
江戸時代に武士の後継となる男の子の誕生を祝って、
健やかに成長し、出世しますようにと祝われ始めた『端午の節句』。
そのころ庶民の間では端午の節句に鎧兜を身にまとった人形、つまり五月人形を飾る習慣が生まれたそう。
これが現代にも受け継がれたという訳です。

こいのぼりはなぜ飾るの?

こいのぼりは天の神様に男の子が生まれましたよ!と知らせ、
五月人形同様、健やかに成長し、出世しますようにと願うものなのです。
なぜ鯉なのか?と思われた方もいらっしゃると思いますが、
これは、鯉が滝を登り龍になったという『登龍門伝説』にちなんで、
子供に出世してほしいという願いを込めた事から鯉になったと言われているそうです。
現在のこいのぼりは1本の竿に何匹も泳いでいるのが一般的ですよね。
これは有名な曲、「屋根より高いこいのぼり~♪」の歌の中で歌われているのでなんとなくご存知の方もいらっしゃると思いますが、
黒の鯉の真鯉が父、赤の鯉の緋鯉が母というように家族になっています。
これは幸せな家庭の象徴という意味もあり、
当初真鯉だけだったものが現在の様なカラフルな家族の鯉の形に変化していったそうです。
見た目も華やかで素敵ですよね。

誰が用意するものなの?

これは地域によってさまざま違ったりするようですが、
昔の風習は、五月人形やこいのぼりを買うのは母方の両親だったそうです。
これは昔は結婚すれば妻が夫の家に入って同居をするというのが普通と考えられていたころ、
離れて暮らしている母方の両親が孫や娘の顔見たさにこれらを用意し、持参したことが始まりといわれています。
今でもその名残からか母方の両親からプレゼントしてもらったという声は多く聞きますが、
現在、結婚すれば夫のお家に入り同居するという家庭自体が珍しくなってきていますので、
必ずしも母方の両親が買うというものではなくなってきています。
両家で折半するケースや、初節句を迎えるお子さんのお父さん、お母さんが購入するケースも多いようです。
つまりどちらの両親が用意すべきというような明確な決まりないということですね。

お祝いやその返しはどうすれば良い?

五月人形や、こいのぼりをお祝いに贈るという方は、
一般的に約1カ月前位から飾るという風習があるのでそれまでに届くように贈るようにしましょう。
お祝い金を包む場合、3千円~30万円くらいまで幅がありますが、関係性によって金額は変わります。
祖父母は3万円~30万円、親戚は5千円~1万円程度、友人などは3千円~5千円程度。
しかし、お祝い金の決まりは特になく、あくまで参考程度にしてくださいね。
ちなみにですが、お金ではなくおもちゃなどのプレゼントを贈るというのもOKです。
初節句のお祝いを頂き、お返しを考えられているという方は、
まず、マナーとして、頂いてから3日以内にお礼状を出し感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
そして、初節句のお祝いが終わってから内祝いの品を送るようにします。
これはお礼と無事お祝いが終えましたという報告をするため必ず終えてからとしましょう。
この時、品物はもらった品物の額の1/3~1/2くらいを目安にするのが一般的。
もらったものより高額にならないよう十分注意してください。失礼になってしまいます。
お相手はお子さんのお祝いをしたいという気持ちでしてくれた訳ですから、
お子さんの写真入りにギフトにするなども良いですよね。

まとめ


最後までお読みいただき有難うございます。
初節句のお祝いはしきたりなどにとらわれるより、
みんなでお子さんが健やかに成長できるよう願う気持ちが大切です。
ご家族で仲良く過ごす素敵な初節句となりますように。

Copyright ©気ままなmamaぶろぐ。 All rights reserved.

プライバシーポリシー 執筆者