家庭でできる水害対策
明日は関東地方で記録的な大雨が降るという予報ですが、
最近の大雨は甘く見れません。
一ヶ月分の雨が一日でまとめて降るなんて現象も起こったり、想像もできないような被害が出ている地域もありました。
そこで家庭で行うべき水害対策をご紹介致します。
避難勧告がでる前に万が一に備え、家庭でできる対策はしっかりしておきましょう。
土のうの準備
土のうとは布袋に土砂を入れたもの。
最近では市販でも販売されていたりもしますので自宅に常備しておくというのもいいでしょう。
床上浸水が心配なお家にお住まいの方は、万一に備え土のうを積んでおくと、水や土砂の流れを止める役割をしてくれ、家屋への浸水が防止できます。
この方法は、水深の浅い段階や、小規模な水災時にはかなり有効な方法だといえます。
止水版の設置
家の出入り口に、長めの板をせっちします。
土のうをつかい、固定する方法を使うとよいでしょう。
もし、急で板が用意できなかった場合は、ロッカー、畳、タンスなど代用できるものを設置して浸水を防止して下さい。
排水口をチェックしておく
激しい雨が降り、雨水で、洗濯機や、トイレや浴室などの排水口から汚水が逆流してしまうことがあります。
これを、『排水溝逆流浸水』といい、室内から泥水が噴き出すということがあるのです。
これには、『水のう』というものを作り、対応するといいでしょう。
『水のう』の作り方は、ゴミ袋を二重にして、その中に水を半分弱くらいいれ縛ります。
ポイントは中の空気を抜いてしっかり縛ること。
この水のうを水害が発生した時、トイレの便座の上や、浴槽、洗濯機の排水溝の上に乗せておくことで逆流浸水が防げます。
簡単に即席で作ることができますので、覚えておくとよいでしょう。
ハザードマップの確認
ウチは大丈夫と思わず、しっかりハザードマップに普段から目を通しておいてください。
思っているよりこれは大切なことで、実際いざ避難が必要になった時に、危険な場所、避難すべき場所、ルートが分かっていると迅速な行動が出来ます。
ハザードマップを普段から見ていると、実際に被害にあった時に冷静な行動がとれることだと思います。
ただし、ハザードマップを過信しすぎず、気象情報や周囲の状況に注意してすることも大切。
水害の危険があるという情報がはいったら、自分達は大丈夫と思わず、明るいうちの避難を心がけるようにしましょう。
まとめ
異常気象など、想定外の被害を及ぼす災害が多い昨今。
自分たちは大丈夫。と過信することなく、早め早めの避難、対策、普段からの災害意識の高さが大切といえます。
自分たちの身は自分達で守るという気持ちや、災害が起きた時周囲との助け合いが出来るよう、ご近所付き合いなども大切にしたいものです。
万が一に備えて災害対応力を身につけておきましょう。