君の名は。奥寺先輩ってどんな人?結婚相手は?
今回は、奥寺先輩にスポットを当ててみたいとおもいます!
脇役に思える彼女ですが、
奥寺さんの存在がこの物語の恋愛部分にうまくスポットライトを当ててくれる、君の名はになくてはならない存在だとっても過言でないほど、君の名はの良さを大きく引き出してくれた立役者だと私は思っています!
まずは、奥寺先輩はどんな人物なのかを紹介しましょう!
瀧くんのバイト先の先輩で綺麗でおしゃれで頼りになる素敵な都会のお姉さん。
声優はなんと長澤まさみさんが務めていらっしゃいます。ステキ。
君の名はの声優陣はとにかく豪華で、そこも注目して頂きたいポイントのひとつなのですが、
見終わったあと、長澤まさみさんの声が色気があって奥寺先輩にぴったりすぎて、完璧なキャスティングだったことにも感動しました!
話が少し逸れてしまいましたが、
とにかく、イタリアンのステキなレストランでお仕事しているのですが、奥寺先輩はバイト先でマドンナ的存在。
主人公の瀧くんももちろん、奥寺先輩に憧れていました。
瀧くんのスマホには奥寺先輩をとっている写真が残されており、また、実際に奥寺先輩と関わって彼女の魅力にもふれ、三葉もすぐに瀧くんの気持ちに気づきます。
この時、奥寺先輩自身も瀧くんは自分に気があることには気がついていたようです。
奥手な瀧君はほかのバイト仲間と一緒で周りを出し抜く事なく、憧れの存在として奥寺先輩を見ていただけでしたが、入れ替わっていたときの三葉の大体な行動により、奥寺先輩との関係が大きく変わっていきます。
初めて入れ替わりが起こった日、
みつはは瀧くんとしてなんとかかんとか、学校へ登校し、友人達の助けも借りてバイトへも行きます。
瀧くんのバイト先はとても忙しいお店で、バイトがはじめてだった三葉はパニック状態に。
なんとか仕事をこなしていましたが、ありもしないことでクレームをいれてきたヤカラに対し、真っ直ぐな性格の三葉はつい、言い返してしまいます。
それを庇ってかわりにあやまってくれた奥寺先輩でしたが、ヤカラにスカートをカッターナイフできられてしまいます。
三葉は組み紐を作ったりしていることから手先が器用だったため、可愛く刺繍し、修理してあげました。
奥寺先輩はまさか瀧君がそんなに女子力高かったなんて知らなかったとおどろいていましたが、これがきっかけとなり、瀧くんと奥寺先輩はぐっと距離が近づき仲良くなっていきました。
女子はギャップに弱いと言いますからね!
奥寺先輩は普段の瀧くんと、入れ替わって瀧君になっている三葉では当たり前のことながら大きなギャップがあり、興味を持ったのかもしれませんね。
奥寺先輩は、中身が三葉であるということは勿論、知る由もなく、
それから三葉と入れ替わっている瀧くんと帰りにカフェにいってみたり、さらに仲良くなっていったわけです。
これは女子同士話が合い、楽しかったのでしょう。
都会育ちの奥寺先輩にとって、田舎育ちの純粋な三葉は可愛く、キラキラして映ったのかもしれませんね。
そんなある日、入れ替わりが起きていないときに、三葉が勝手にとりつけたデートに奥寺先輩と瀧くんが出掛けることになった場面がありました。
緊張してしまっていた瀧君は話を弾ませることができず、たまたま訪れた飛騨の写真展では写真に夢中になり、奥寺先輩と会話もなく、放置してしまうという、初デートとしては最悪のデートにしてしまいます。
奥寺先輩はこの帰り道、瀧くんに話しかけるシーンがとても印象的でしたが、
『瀧くん、もし間違っていたらごめんね。君は昔、私のことが少しすきだった。けど、今は別の誰かすきな人がいる』
この時の周りの風景と奥寺先輩がマッチしていて美しい〜。
いやぁ〜、いませんよ〜と大照れの瀧を見て、なにを思ったのかは明かさず、『まあいいや。またバイトでね』と振り返ることなく帰ってしまいます。
この時、私の予想では、自分のことがすきだったはずの男の子の気持ちが自分から離れ始めていると気付き始めていて、瀧くんの反応をみて、別の誰かに気持ちが移ってしまったんだと確信をもったと考えられます。
表情には余裕があるようにみえましたが、心は穏やかではなかったのかもしれませんよね。
自分のことをすきと気づいており、好きとまではいっていなくても意識はしていたことでしょうから何だかもやもやする気持ちは同じ女として理解できます。自分のことを好きといわれて嫌な気になる人はいないでしょうからね。
それからしばらくして、瀧くんは入れ替わりがなくなってしまった三葉がきになってしかたなくなり、とうとう記憶を辿りながら、糸守町まで三葉を探しに出掛けたのですが、何故かそこに友人の司と奥寺先輩が同行しました。
『きちゃった。』
と可愛く笑う奥寺先輩でしたが、瀧くんが気になっており、瀧くんの好きな人はどんな女性なのか知りたかったのでは?と思っています。
この時、ん?司くんと奥寺先輩って知り合い?と私も最初疑問だったのですが、もう一度見返してみると、
友人の司と、高木にバイトと親へのアリバイを頼んだということを瀧くんがいっていることや、以前もカフェでお前のシフト今日だっけ?といっていたりしたことから、
みんな同じバイト先で、つまり、奥寺先輩と瀧くん、司くん、高木くんも皆知り合いだったと想像できます。
というところで言えば、司くんもバイト先のマドンナであった奥寺先輩に興味があり、瀧くんに同行しようと奥寺先輩と話になり、一緒に出かけられることにテンションが上がったのかな?なんて想像もしてしまいました!
すでに、そんな3人の関係を想像しながらみているとそれだけでおもしろかったのですが、
ここから物語はさらに急展開していきます。
なんの手掛かりもなく、糸守町へ出かけた3人でしたがなんとか手がかりを掴もうと瀧くんが奮闘している中、奥寺先輩と司君は観光を楽しんでいました。
とても楽しそうに見えた奥寺先輩でしたが、その日、泊まって帰ることになった宿でなんと司君に瀧くんが気になっていたと打ち明けた衝撃シーンがありました!
『私、最近の瀧君すきだったんだー。可愛くて一生懸命で。(←三葉の事言ってる?)誰かは知らないけど、きっとその誰かが瀧君を変えたんだよ。』といいながらタバコを吸うシーンです。
その時の司くんに注目して貰いたいのですが、
なんとも寂しそうな顔で奥寺先輩を見ていたのです。
この表情から、司くんは奥寺先輩が好きで、瀧くんが気になっている奥寺先輩を見て複雑な心境だったと想像できました。
切なすぎるー。
奥寺先輩がタバコを吸うシーンでは、
司くんに吸うんですね。といわれ、
『やめてたんだけどね』というセリフがありました。
やめていたタバコをまた吸い始めるというのは、心が穏やかではない、何かもやもやしたりイライラしたりする時ではないでしょうか?つまり、瀧くんが他の女性に対し一生懸命になる姿を見て失恋してしまったのだと想像しました。
このあと瀧くんは別行動をし、奥寺先輩と司くん2人で東京に戻ったということですが、この帰り道、傷心の奥寺先輩と司くんのの距離は縮んだのでしょうか。。。
司くんの恋もどうなっていったのかめちゃくちゃきになっていたのですが、
特に2人のこの先は描かれることはありませんでした。
しかし!しかし!
物語の最後の方、瀧くんに久しぶりに再会した奥寺先輩の左手の薬指になんと指輪がキラリ。
『あなたもいつかちゃんと幸せになりなさい』
と謎のセリフが。
奥寺先輩結婚するのかー。
相手は誰!?
気になりすぎて、
司くんとくっついていてほしくて2人に注目し何度か見ていくうちに気づいてしまいました。
就活がうまくいかないと瀧君がカフェで嘆いているシーンで
『スーツがなあわなすぎじゃね?』と冷やかされていたシーンがありましたよね。
あの時司くんはスマホで誰かにメールをしているような仕草でした。
さらにさらにその指にはなんと、指輪がキラリ。
奥寺先輩のお相手は司くんだったのだと想像できます!!
失恋した奥寺先輩を包み込み恋愛に発展させたのかー。
司くんの恋が実って私も幸せです!
と言ってもはっきりそうとは描かれてはいませんが、そうであって欲しいという思いと、
司くんと奥寺先輩の組み合わせが大好きなことから私の中ではそう結論付けました!!
君の名はは、物語を想像しながら答え合わせをしていくとさらにさらに深みが出てきて面白い作品なのです!!