抱っこから下ろしたら泣く無限ループを断ち切る技は?!

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赤ちゃんのお世話にお家の家事とママにとっては毎日気が休まりませんよね。
そんなバタバタの毎日で少し気が抜ける時間と言えば赤ちゃんがぐっすりと寝てくれている時間ではないでしょうか?
眠っている赤ちゃんの顔は天使そのものですよね。癒し以外のなにものでもありません。
しかし、そんなにうまく寝かしつけられるときなんてなかなかないのが現実。
抱っこしているとスヤスヤ眠ってくれるのになぜか布団に下ろすと目を覚まして泣きだす。
また頑張って寝かしつけをしてそーっと下ろしたのにまた泣きだす。
背中にスイッチでもあるのかな?と思ってしまうほど。
そんなママ達必見!保育士さんたちも実践している赤ちゃんに布団でスヤスヤ寝てもらえる方法を伝授致します!
是非、今後の寝かしつけ際、ダメ元で試してみてください。
上手くいけば忙しいママのお悩みが一つ解消するかもしれません!

赤ちゃんはどうして抱いていないと泣くの?


背中スイッチが本当にあるんじゃないのかと思うほど赤ちゃんってママが抱っこから下ろすと敏感に反応しますよね。
実は赤ちゃんはお布団に寝かせられると、背中がまっすぐになり、慣れない姿勢に泣きがしてしまうのです。
長い時間をママのお腹の中で丸まった姿勢で過ごしてきた赤ちゃんにとってとても不自然なポーズな訳です。
赤ちゃんにとって落ち着ける姿勢はお腹の中にいた時のように背中が『C』の形になる姿勢。
ママに抱っこされていることによってこの姿勢になっていたという訳ですね。
また、『モロー反応』というのは聞いたことはあるでしょうか?
モロー反応とは、赤ちゃんが何か物音に反応した時や、それこそお布団に置いた瞬間にビクッとしてパッと手を開く仕草をしませんか?
それがモロー反応というもので赤ちゃんが生まれ持った原始反射なのです。
赤ちゃんが自分の身を危険から守り運動機能を発達させる為に起るもので、通常は生後4カ月~6カ月後くらいには消失すると言われるこの反応。
このモロー反応のおかげで赤ちゃんが何度も起きてしまうという事もあるのです。

おくるみで『おひな巻き』がモロー反応対策になる!


最近では産院でも取り入れるところがある方法が『おひな巻き』。
おくるみをつかって赤ちゃんの手足をしっかり固定してあげる事によってモロー反応を抑える効果があります。
また、おひな巻きをしてあげる事により、うつぶせ寝になりにくいのでSID(乳幼児突然死症候群)を防ぐ事にもつながりますし、
ママのお腹の中にいた時のような姿勢を再現することが出来るので安心して赤ちゃんがぐっすり寝てくれる訳です。
1時間でも良いから赤ちゃんを抱っこから下ろして休みたい!!というママは試してみる価値ありですよ!
赤ちゃんが大きくなってくると嫌がり始めますので、個人差はあるでしょうがおひな巻きは生後3~4カ月くらいまでを目安で考えると良いでしょう。
おひな巻きをしている時は赤ちゃんから目を離さないようにし、長時間そのままにするのは避けましょう。
赤ちゃんはかなり暑がりですので体温が上がり過ぎると危険です。
これからの季節特に暑くなってきますので室温やくるんであげる布の素材なども季節によっては変えてあげ十分に気をつけるようにしましょう。
また、長時間おとなしいからとそのままにしていると股関節への負担が心配なので、1時間に一回は緩めてあげて赤ちゃんの状態をチェックしてあげるようにしてくださいね。

↓おひな巻きの方法↓

1、長方形の布を横が長くなるように敷いて、赤ちゃんを布の中央辺りに寝かせてあげます。
この時、赤ちゃんの肩が布の上辺に合うように寝かせてくださいね。
☆赤ちゃんの肘を折り曲げてあげて、脇をしめてあげ、手があごの下に来る姿勢にしてあげるのがポイント。
2、左上の布の角をもって、正面から赤ちゃん見たときの右わき腹の下へ手に持っている左上の布を挟んであげます。
3、反対側も同じ要領で右上の布を左わき腹のしたへ布を挟んであげてください。
4、赤ちゃんの膝を曲げてあげて足の裏同士をくっつけてあげる体制にして布の左下の角を右肩の方向へもちあげます。
5、4と同じ要領で右下の角は左肩の方向へ持ち上げてください。
6、4と5で持ち上げた布の角同士を首の後ろへ入れ込んであげます。

ママの鼓動を感じさせながら布団へ移動させよう!

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赤ちゃんはママのことが世界一大好き。
お腹の中にいた時から慣れ親しんでいるママの鼓動を近くで感じ、ぴったりくっついていると安心するのです。
抱っこされて眠るのが一番安心してスヤスヤ眠れる場所であることに違いありません。
しかし、可愛いわが子の為といえど、ママの腕にも限界がやってきますよね・・・。
そんな時に試してみてほしい作戦がぎりぎりまでママの鼓動を聞かせながら布団へ移動していく方法。
赤ちゃんがいつも通り腕の中で眠りに付いたなと思ったら、
抱っこしたまま一緒にお布団が敷いてある場所へ移動し、赤ちゃんを布団に置く瞬間も赤ちゃんの耳を自分の胸へくっつけてあげておきましょう。
まずはお尻から布団へそっと付け最後に腕をそっと抜くのですが、
その時ママは反対の手で頭をうまく支えてあげながらその間も自分の胸に赤ちゃんを近づけておいてあげます。
腕が上手く抜け赤ちゃんを布団へ寝かせられたら成功ですが少しの間ママの鼓動を感じさせてあげると深い眠りに入っていけるかもしれません。

まとめ


最後までお読み頂きありがとうございます。
赤ちゃんの忙しいお世話、毎日お疲れ様です。
赤ちゃんの特徴を知る事でゆっくり眠ってくれる時間ができるかもしれません。
忙しい毎日の中に少しでも時間を作って体を休めてあげてくださいね。
是非一度お試しください。

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